お盆の季節
お盆です。先日3代ホシノ先輩よりline が届きました。いつも
「既読」が遅くて申し訳ない感じの今日この頃です。そこまで
頻繁に確認する習慣のないのが原因です。で、そこには同輩
ナンバ先輩のお墓参りの画像がありました。それを見て、
そうか、そう言えば自分にもお参りに行くべき先輩/後輩が
いたよなと思い出しました。
まずは、27代のハセガワ後輩です。享年41でした。実は30代後輩の
複数人から色々な彼の事情を聞きつつも、お墓に行くのが延び延び
になってしまっていました。申し訳なかったです。
仕事を終えると、まずは花屋に寄りました。お見舞いとかにおいて、
菊の花や鉢植えはあまり良くないという程度の常識はありますが、
墓参りにどんな花がベストなのかは自信がありません。
店員に確認して2束買いました。何か貧相な気がします。
「こんなんだったら、俺が子供の頃は荒川行けばタダで採れた
気がするよなぁ… 花っつってもたかが草だしな。そう考えると
花屋ってのはいい商売なのかな。ちょっと綺麗な草を束にまとめ
たら1000円かぁ…」などと思いました。
こんなことでもなければ、花なんか年に1回も買わない人間の
感想はこんなもんです。あとはワンカップでもと思いましたが、
酒はダメな後輩だった記憶もあってやめておきました。
府中市若松町の「大長寺」に到着後、ちょっとうろうろしてから
お寺の人に訊きました。
墓200基程度しかないのに、台帳を何分もめくっていました。
「そんくれぇ、excel で管理しとけよな。敷地が広大って訳でも
あるまいしよ〜」などと思いながら待っていました。
挙句の果てには、違うハセガワ家の墓前に連れて行かれました。
「タッコヤロー。亡くなったの5年くらい前つったろうが。
墓誌見たら直近のでも昭和62年だろうが!これ以外見つから
ないから訊きにきたってのによ。」と内心毒づきました。
危うく、関係ないハセガワさんの墓に花さして帰るところでした。
まぁ寺の人は、私相手に親身になって探しても何にも儲かりません。
文句は言えませんでした。最終的には「ホンモノ」が見つかって
無事線香をあげることもできました。
墓石にある「ありがとう」とか「絆」という文字を見ていると、
切ない気持ちになりました。小学生の頃は近所の墓地でよく
遊びました。(日常的に)墓石に足をかけたり隠れんぼをする
ような罰当たりのガキ共を大人になってからは、見たことが
ありません。
あのとき私達の親は何で誰も止め(てくれ)なかったのか、今と
なって思えば不思議でなりません。ただ、母親が「墓地でケガを
すると治らないからね。」と言っていたのだけは今でも覚えて
います。そこだけは気をつけて遊んでいた気がします。そもそも
墓で遊ぶなよって話ですが。
明日は、22代ソネ先輩のお墓に行こうかと思います。
25代 カワハラ