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コラム

灼熱地獄での審判

2018.08.06

 8月5日(日)、東京都連盟より派遣され、第50回全日本歯科学生総合体育大会少林寺拳法部門の審判を務めてまいりました。

 会場となった日本歯科大学の体育館は飯田橋駅の目の前、徒歩0分という立地ながら、築45年の建物には空調設備がありません。
 この猛暑の中、出場する学生拳士も大変ですが、夏服とは言え審判制服の我々審判員も過酷な状況での業務となりました。
 汗は止まることなくタオル地のハンカチは搾れるほど。 拳士も観客も審判も水分補給をこまめにし、熱中症対策を講じながらの大会となりました。

 これも経験ではありますし、歯学部の学生ということで5年生や6年生も出場している大会というのも、普段の学生大会と異なり新鮮な印象でした。

 暑さでバテ過ぎたのかビールを飲む気にもなれず、終了後は神楽坂の老舗の甘味処「紀の善」で、同じく審判を務められた東京外国語大学の野田監督と氷あずきで体を冷やしてから帰途につきました。

十八代 河原井敦